障害年金が複雑でうつ病者が困っているのは法改正が原因か?

3612d55c759908bf6b528d3c82431461_s
障害年金はとても難解だといわれていますが、その中でもうつ病をはじめとした精神障害による障害年金は複雑です。
なぜここまで難しい制度になってしまったのか、法改正という観点から見ていきたいと思います。
障害年金は長期保険といって、非常に長期にわたった制度加入と保険料納付が定められ、その加入期間によって給付額が変わる仕組みになっています(障害厚生年金の場合)。
長期保険における年金制度では、長期にわたる加入期間中に、少子高齢化や税収の変化などの社会環境の変化に応じて法律が変わっていきます。
法改正があった場合、原則として改正後はすべての関係者に影響を及ぼしますが、障害年金の場合は少し複雑になります。
法改正の効果が及ぶ範囲の組み合わせについては、次の4つが考えられます。
①改正の効果は、受給者・加入者のすべてに及ぶ
②改正の効果は、受給者には及ばないが、現存の被保険者・喪失者には及ぶ
③改正の効果は、受給者および喪失者には及ばないが、現存被保険者には及ぶ
④改正の効果は、将来加入員にのみ及ぶ
日本の場合、大部分の法改正は②が適用されます。
それにより、障害年金の受給要件などは旧法の遡及請求を行う場合には旧法が適用されます。
しかし、障害年金の受給権が発生したのが新法後であっても、納付要件や加入要件は初診日時点の法律が適用され、納付要件と加入要件は旧法の適用、年金そのものは新法による金額が適用されるという複雑なケースが起こりえます。
また、子や配偶者の加算は、すでに障害年金を受給している人の年金にも改正の効力が及びます。
国民年金や厚生年金が改正されたときに、すでに障害年金を受給している人や改正前の被保険者期間に対して一定の経過措置がおかれることが多くあります。
法改正の都度経過措置の有無や改正時の適用範囲が上記①〜④のどれに当てはまるのかなどを考えなければなりません。
これが、法改正を繰り返す度に障害年金の制度が複雑になっていった理由の一つです。
正直、1日2日で身につく知識ではありません。
何度も言っていることですが、うつ病をはじめとした精神障害の障害年金は自分一人で手続きせず、専門の社会保険労務士に相談ください。

社会保険労務士法人全国障害年金パートナーズ代表
うつ病の障害年金を2400名以上成功させた社労士
宮里竹識(みやざと たけし)は、うつ病の障害年金に特化した特定社会保険労務士です。障害年金を通じて、うつ病で働けない人に経済的な安心を届ける支援を行っています。初診日や病歴・就労状況等申立書の設計、医師診断書の記載支援など、障害年金の実務全体を一貫してサポートしています。

「自分は対象になるのか分からない」
「申請が難しそうで不安」
そんな方のために、今の状況から受給の可能性を無料で確認できます。
無理なご案内はありませんので、安心してご利用ください。

お電話でのご相談も承っております

「自分は対象になるのか分からない」
「申請が難しそうで不安」
そんな方のために、今の状況から受給の可能性を無料で確認できます。
無理なご案内はありませんので、安心してご利用ください。

お電話でのご相談も承っております