尿管結石になりました
From:佐々木仁志
川越市内のオフィスより…
尿管結石って痛いですよね…
私は今回、初めてなりました…
その日の朝は、トイレにいきたくて目がさめました。
時間は2時30分。
便座に腰かけ、お腹に力を入れますが… なにか違う。
いつもの便の痛みじゃない。
もう少し上のほう、腰の左側のあたりが痛い。
そうしてトイレでは何も出ないまま、布団に戻りました。
ですが、布団に戻ってからもずっと痛いんです。
むしろ起きたときよりも痛い気がする。
もしかして内臓がどこかおかしくなったんじゃ…?

初めて感じる痛みに不安はつのるばかり。
痛みよ、弱まってくれ。
そして寝て、朝になったら消えててくれ。お願いだ。
心の中で必死にそう念じます。
ですがダメです。
痛みの波は5分周期で、弱くなったり強くなったりします。
部屋はクーラーで涼しいはずなのに、汗がとまりません。
やがて、「もう無理だ。限界だ!」
そう思って私は起き上がり、寝ていた妻に、救急車を呼んでくれとお願いしました。
救急車は10分くらいできました。
救急隊員の方は3人いました。
2人が男性、1人が女性です。
そのうちの男性の、ベテランと思われる隊員の方に、自分の症状を話しました。
その方は私から聞いた症状と、私の腰のあたりを軽く叩いたその感覚で、こう言いました。
「これは十中八九、尿管結石だね。まちがいない。痛むよね。つらいだろうけど、大丈夫だよ」
それを聞いた私は、痛いは痛いのですが、原因がわかったことと、隊員の方の言い方で「そこまで重症ということではない」ということがわかって、とても安心しました。
それくらい、その男性隊員の方の声と話し方に、たくさんの優しさと励ましが感じられたんです。
そうして3時40分、病院に到着。
こんな早朝なのに、すこし年配の女性看護師さんはとても元気に、でもやはりたくさんの気遣いでもって、救急車で来た私と妻を迎えてくれました。
そのときの私は、痛みがピークを迎えていました。
まずCT検査をするということで、機械に横になったのですが、痛くてとても寝てられません。
それでも必死に両手を上げて数分間、我慢しました。
CTを終えて部屋から出ると、痛みでげっそりした私を見て、先ほどの看護師さんが「よくがんばった!すごい!」と手をたたいて、笑顔で褒めてくれました。
これもまた私にはとても嬉しく感じられました。
当直でいた医者の先生は、穏やかな、若い男性の方でした。
CTから戻った私を気遣ってくれながら、検査結果を見せてくれました。
「この白い点、これが結石です」
画像には1つだけ、白い小さな点がありました。
そして医者の先生は「これがせまい尿管を通るから痛む。でも、もう少しで膀胱だから、あとちょっとだよ」と励ましてくれました。
それから痛み止めの坐薬を入れてもらい、落ち着くまで30分。
すっかり痛みがとれた私は、看護師さんと医者の先生に深くお礼を言い、妻と一緒に病院を出ました。
時間は4時40分。
電車はまだ動いていません。
タクシーを呼ぶのも難しい時間です。
スマホの地図アプリで調べると、家まで歩いて50分くらい。
私も妻も歩くのが好きで、50分くらいなら平気だねということで、歩いて帰ったんですね。
そうして歩きながら、私は深く感謝していました。
今朝の2時30分から4時40分までの約2時間。
このたった約2時間の間に、私は6人もの人に、とてもお世話になりました。
妻と、3人の救急隊員の方と、病院の看護師さんと医者の先生です。
その後、いや、6人どころじゃないぞ、と思い直しました。
たとえば携帯電話会社の人。
携帯がなかったら、救急車を呼べませんでした。
救急車をメンテナンスする人。
救急車がちゃんと走らなかったら、病院に行けませんでした。
その救急車が走ってくるのを、よけてくれた車の運転手の方もいるはずです。
他にも、病院でCT検査をしてくれた技師の方、その機械をメンテする方、そもそも病院という状態を保つために動いてくれているたくさんの方々。
それはもう、とにかくたくさんの人たちにお世話になった。
そしてそれは今日のことだけじゃなく、日々、毎日がそうだ。
尿管結石はとても痛かったですが、そこからこうしてまた一つ、日頃忘れていたことを思い出させてもらいました。
私ももっとがんばろう。人のためになろう。帰って、今日もしっかり仕事をしよう。
そんなふうに思いながら、早朝の道を、妻と二人、手をつないで帰りました。
P.S.
救急隊員の方に言われました、「ここ最近、尿管結石で呼ばれることが多い」と。
実際それで病院の方もいっぱいで、私も今回、病院が決まるまでに4箇所電話しました。
尿管結石になりにくくするコツは、よく水を飲むこと、だそうです。
だから私は今後、意識して多く水を飲もうと思います。あんな痛いのもうコリゴリですから…




