火のないところに煙は立たない?そんなのウソだい
From:佐々木仁志
川越市の隣りの市内のスタバより、、
先日、テレビを見ていて「それは違うでしょ」って思うことがありました。
ニュース番組です。
ある有名人が、何か悪いことをしたのではないか?と疑われているという内容でした。
そのことについて町の人にインタビューをしています。
1人の女性がこう答えました。
「火のないところに煙は立たない、って言うじゃないですか。だから何か(悪いことが)あるのかな、って」
私はこの答えに「それは違うでしょ」って思ったんです。
火のないところに煙は立たない、ということわざは
煙が立っているのは火があるから。
だから悪いウワサが流れているということは、何か悪いことをしたんだろう
という意味ですよね。
ですが、よ〜く考えてください。
たとえば誰かをひどい目に合わせようと思ったとします。
その方法として「根も葉もない悪いウワサを流す」ということができます。
実際、SNSなんかそうですよね。
みんな言いたい放題。
そこで言われて傷ついて、自分で命をたつ人も大勢いる。
だから私は「火のないところに煙は立たない」ということわざはウソだと思っています。
でもインタビューを受けた女性は、このことわざを信じて、それを根拠に有名人を疑っている。
きっと、ことわざ=昔から言われている、だから正しいこと、というふうに思っているのかなと。
現実を置いといて、ことわざが強い力を持ってしまっているんですね。
これ、私はちょっと怖いなぁと感じます。
そうして話しながら思い出したことがありました。
私自身が「火のないところに煙を立てられた」という思い出です。
ちょっとお話しさせてください。
私が小学校3年生のときのお話しです。
ある日、私がいたのとは別のクラスで事件がありました。
それは、そのクラスの男子生徒が、そのクラスの女子生徒のリコーダーを盗んで持っていたというものでした。
盗んだ理由は「その女子生徒のことが好きだから」だったそうです。
そんな事件から数日後の、ある日のこと。
私のクラスで、女子生徒のそろばんが盗まれるという事件がおこりました。

そして真っ先に疑われたんです。私が。
理由は、私がその女子生徒のことを好きだったから。
クラスメイトがそう先生に告げ口をしたんです。
そのクラスメイトは、私がその女子生徒のことを好きなのを知っていました。
それで私は先生に呼ばれましたが、私は盗んではいないので、私じゃないと答えました。
私の友人も私に味方してくれました。
ですが、クラス内では「佐々木が盗んだ」という声がどんどん大きくなりました。
数日前に別のクラスでそういう事件があったから、今回もそうだろうという空気です。
先生は中立でいました。
私が盗んだとも盗んでないとも言いません。
そういう空気の中で、クラスメイトが言ってくる「早く返せよ〜」という、本気か冗談かわからない言葉に私はとても傷ついていました。
それから数日後の朝。
そろばんが、その女子生徒のロッカーにありました。
最初に盗んだ人が誰も見ていないスキに戻したんだと思います。
これでこの事件は一件落着、、とはならず。
「佐々木がそっと戻した」と言う人が出ました。
朝のホームルームで、先生が「自分が犯人だという人は、あとで先生のところに来てください」と言いました。
だから、もしかしたら真犯人は先生のところに行って、自白したかもしれません。
ですが私はこれ以降、この事件について先生から話してもらえることはありませんでした。
そうしてこの事件は「佐々木が好きな子のそろばんを盗んで戻した」「佐々木はそういうやつ」という空気を残して、幕をとじました。。
この記憶、いまだに思いだすと胃がキリキリします。
もう40年も前の記憶なのに。
あらためて、「火のないところに煙は立たない」なんてウソだな、と思います。
火がなくったって煙は立つんです。
あなたも、そんな胃がキリキリする経験がありますか?
自分は悪くないのに、自分が悪いと疑われた。。
問題が解決しても、みんなが自分をそういう人だと思っている。。
もしかしたらそんな経験のせいで、うつ病になってしまったのかもしれません。
そうであればぜひ障害年金を受けとって、ゆっくり休んでもらいたいなと思います。
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不安が軽くなると、胃がキリキリする経験を思いだすことが減る。
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