相談はAI、決断は人間—「障害年金相談 AI時代」の歩き方
From:宮里竹識
代官山のカフェより、、
カップのふちから上がる湯気。
ミルクの香り。
エスプレッソマシンのシューッという音。
私はスマホのニュースをスクロールして、ふっと手を止めました。
「ChatGPTの週間アクティブユーザー8億人」。
そして、
「週0.07%が躁病・精神病の緊急サインかもしれない」
「0.15%が自殺の計画や意思表示の可能性」
「同率で過度な依存の会話」。
数字はまだ初期推定で、因果関係は立証されていない。
けれど、母数が大きいほど、実数は決して小さくない。
<参照>
https://forbesjapan.com/articles/detail/81805
私はコーヒーを一口。
舌にわずかな苦み。
胸のあたりがじん、と重くなりました。
あなたも夜中、スマホの白い光を見つめたこと、ありますよね?
時計は2:13。
部屋は静か。
布団に入っても考えが止まらない。
人には言えない。
電話は怖い。
けれどチャットなら打てる。
「つらい」
「どうすればいい?」
AIはすぐ返してくれます。
やさしい言葉で、論理的な提案もしてくれます。
でも、ふいに朝が来ます。
まぶたは重いまま。
現実は、変わっていない。
私は、Kさん(40代・男性)の話を思い出しました。
彼は3ヶ月のあいだ、毎晩AIに相談していました。
1回1時間、長いと3時間。
「妻には迷惑をかけたくない」
「医師の予約は先延ばし」
AIの返事は、たしかに役に立つこともありました。
でも、仕事は休みがちに…。
通院は遠のき、家族との会話は減りました。
ある朝、Kさんはやっと私に連絡をくれました。
「お金がないことが、一番怖いです」と。
スマホで見ていたニュースは続きます。
AIは長時間の会話や、繰り返し頼る人との対話で、信頼性が下がることがある。
誤った応答の可能性がある。
OpenAIは170人以上の臨床家と協働して評価・改善を進め、新しいモデルでは“敏感な会話”での誤りを65〜80%減らしたと報告(社内評価)。
検知できなかった例、誤認の例もある。AI利用が直接メンタル不調を生むと結論づけるには、データが不足。
—私は深呼吸して、コップの水を一口。のどを通る冷たさを感じました。
AIは、暗い夜道で照らす懐中電灯のようです。

足もとは見えます。
でも、崖に近づいたら、あなたの腕をつかんで引き戻すのは人です。
救急車を呼ぶのも人です。
そして、お金の不安を現実に下げてくれるのは、制度です。
うつ病で働けない人にとっての“崖”は、家賃や光熱費、食費、養育費などの毎月の支払いではないでしょうか。
ここを守るのが障害年金です。
Kさんは、私たちと一緒に正しい道で動きました。
①主治医に行く
②家族に一言共有する
③障害年金の準備を始める
AIには相談してもOKです。
ただし、「医師・家族・専門家」という人のチームに、早くつなぐ。
これが命綱です。
障害年金の手続きは難しいです。
とくにうつ病は最難関といわれています。
書類は“言葉の重み”と“生活の実態”を一致させる必要があります。
私たちは、うつ病での障害年金に特化してきました。
初診日の確認、年金記録、診断書の依頼文、病歴・就労状況等申立書の作成……。
AIは頼っていい。
でも、頼り切らないことが大切です。
もし今まさに危険だと感じるなら、ためらわずに緊急窓口や医療機関へ相談してください。
チャットより先に、人へ。
そして落ち着いたら、障害年金制度でお金の土台を整えましょう。
土台ができれば、治療に安心して時間を使えます。
あなたの心に、あの懐中電灯は必要です。
でも、崖の手前であなたを守る人と制度を、どうか忘れないでください。
私はその制度の部分を、全力で受け持ちます。
障害年金という経済的安心を手にしたいと感じたら、
まずは私たち全国障害年金パートナーズに相談ください。
あなたからの連絡を、待っています。
うつ病で苦しむ人が、安心して休める社会をつくる_宮里竹識(みやざとたけし)



