うつ病の原因ともなるストレスにはどんな種類があるのか?(身体的因子編)

うつ病はストレスが原因で発症し、
そのストレスの種類は大きく分けて環境的因子と身体的因子があります。
前回は環境的因子について話をしましたので、
今回は身体的因子の説明をしていきます。
身体的因子によるストレスは、
睡眠不足・栄養不足・疲労に分けることができます。
とくに注意が必要なのが睡眠不足です。
うつ病は脳の病気ですので、
脳を健康に保つことが重要です。
普段は意識しませんが、脳も使っていると疲れます。
起きている間は常に脳は働いていますので
常に疲れがたまっていきます。
そのため、頭の働きは朝が一番活発で夜になるほど性能が落ちるのです。
生産性の高い仕事は朝やれと言われるのは、
このような脳の働きからきています。
この脳の疲労を回復させるのが睡眠です。
睡眠不足は脳の回復が不十分ですので、
脳にとって睡眠不足は大きなストレスとなるのです。
実際、うつ病の回復初期ではたくさん寝ることが重要です。
快適な睡眠のために、適度な運動や入浴、音楽を聴くなどして
リラックスすることも効果的です。
身体的因子によるストレスとして一番注意すべきなのは睡眠不足ですが、
栄養不足も侮ってはいけません。
1950年代のアメリカで、半年ほど極力食事を摂らないという
実験が行われました。
その結果は悲惨なもので、
被験者の多くは引きこもりになったり自傷行為に及ぶようになったのです。
過剰なダイエットにより栄養不足となり
うつ状態となったという例も多数報告されています。
脳には栄養が必要ですので、次の食品を意識して摂るようにしてください。
①セロトニンを作るアミノ酸
→肉・魚・大豆など
②セロトニンの合成を助ける補酵素
→ビタミンB6(肉・魚など)
→ビタミンB12(牡蠣・青魚・レバーなど)
→びたみんC (レモン・赤ピーマン・ブロッコリーなど)
③脳の活動にかかわるブドウ糖
→チョコレートなど
うつ病予防・改善のためにもたくさん寝て栄養不足に気をつけてくださいね。



