なぜ新人店員が水をこぼしたとき、私は感動したのか?
From:宮里竹識
二子玉川のカフェより、、
先日、カフェでちょっとしたハプニングに遭遇しました。
水をこぼすという、よくあるミスです。
でも、そこで目にした「新人店員」と「ベテラン店員」の対応の違いが、私の心を動かしたんです。
あなたも思わず「こういう店員さんがいるお店なら、また来たい!」と思うかもしれません。
平日のお昼時、一人で近所のカフェに立ち寄りました。
コーヒーをすすりながら、本を開いてリフレッシュ中。
店内にはコーヒー豆の香ばしい香りが漂い、ゆったりとしたBGMが流れています。
ほどよい人混みのなか、いい感じの空間でした。
すると、私のすぐそばで「バシャッ」という音がしたんです。
ふと見上げると、新人らしき店員さんが慌てた表情で立ち尽くしていました。
彼女の手元には空になりかけの水グラス。どうやら水をこぼしてしまったようです。
びっくりした新人店員は、今にも泣きそうな顔でオロオロ。
「す、すみません…あの…」と動揺しまくりです。
混乱しているのが表情からも伝わってきました。
そのとき、すかさず助けに来たのがベテラン店員さん。
サッと近づき、まず新人さんに「大丈夫?落ち着いて」と声をかけてから、私のほうを向きました。
そして言った言葉が、「申し訳ありません。お水、かかっていませんか?」だったんです。
正直、床の水拭きより先に「お客さんのことを気遣う言葉」を発したのが印象的でした。
私は、「大丈夫ですよ」と答えましたが、それでもベテラン店員さんは何度も「すみません、服は濡れていませんか?」と心配そうに聞いてきます。
その後でようやく床の水を拭き、新人さんには「こういうときはまずお客さまの様子を確認してね」と優しくフォローしていました。
「ミスを責める」のではなく、「まず相手を思う」。
いやあ、こういう対応ができる人って本当にすごいなと思います。
もしかしたら、あなたも日常生活で似た経験、ありませんか?
誰かが失敗してしまったときに「どこを先に対処するか」で、その人の器量が分かるときがあるんですよね。
この「まず相手を思う」という視点って、実はうつ病で苦しんでいる人にもすごく必要なんです。
自分が疲れているときに失敗をしたら、周りの視線が痛いですよね。
心配よりも責める言葉が先に飛んできたら、どれだけ落ち込むでしょう。
それが毎日続くと、心が悲鳴をあげても不思議じゃないわけです。
私は、うつ病で働けなくなった人が「もうダメだ」と思い込まなくてすむ社会を作りたいと思っています。
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あなたはゆっくり休んで、回復に専念してくださいね。
だって、床を拭くより先に「あなたは大丈夫?」と声をかけられる人がいてもいいじゃないですか。
うつ病で苦しむ人が、安心して休める社会をつくる_宮里竹識(みやざとたけし)



