台風と不思議な思い出
From:佐々木仁志
川越にある妻の実家より、、

ゆっくりで大きめの台風が来ています。
あなたの家のほうは大丈夫ですか?
外に置いてあるもの、植木鉢とか、洗濯ばさみなんかも飛ぶと危ないのでしまいましょうってテレビで言ってました。
あとはひどい被害がでないよう、祈るだけですね。。
ちなみに、僕は、台風ときくといつも思い出す不思議な思い出があります。
あれはもう何十年も前の話です。
僕が小学校低学年、2つ下の弟がいるんですが、弟が幼稚園かな?そのくらいだったと思います。
そのときの僕の家は千葉にあって、東京ディズニーランドまで電車で30分という距離でした。
そしてそのときは、ディズニーランドができて5周年とか、そういう記念の年だった記憶があります。
ちょうどその日に台風が来てたんですよ。
あとから母親に聞いた話ですが、台風だから危ない、行くのやめよう、って言う母に対して、嫌だ、行くんだ、って僕たち兄弟はだだをこねたらしいです。
まったく覚えてないんですけどね笑
そんな感じでディズニーランドについたのは午後、夕方より少し早いくらい。
ディズニーランドが5周年記念でいろんなイベントを夜にやるってことで、それを目指して行ったんです。
ですが今日は台風。
とりあえず屋外のイベントはほぼ中止となりました。
なので屋内を見てまわったのですが、夜遅くなってきてから、台風の影響か、ディズニーランド全体が停電になりました。
僕たち家族はそのときちょうどシンデレラ城にいました。
シンデレラ城の中は停電でまっくら。
まっくらな城の中で、ものすごい勢いで降ってくる雨と、窓枠をガッタガタ揺らすものすごい風とで、僕たち兄弟はすっかりおびえてしまってました。
そこで、僕にちょっと不思議なことがおこりました。
先にお話ししたとおり、僕は2つ下の弟がいる、2人兄弟です。
僕の右手はその弟と手をつないでいるのですが、左手も誰か別の人とつないでいるのです。
うちは母子家庭で、母と僕たち兄弟の3人家族なので、左手をつないでいるのはお母さんだと最初は思ってました。
でも、お母さんは僕たちの前にいて、僕たちに背を向け、僕たちを守るように立っているのです。
そうすると、左手がつないでいるのはお母さんではありません。
え、お母さんじゃない、と思って僕が左手の先を見ると、女の子でした。
僕たちと同じくらいの年齢だと思います。
髪が長くて黒くて、銀色のカチューシャをしていて、肌の色が白くて、何かのキャラクターの洋服を着ていました。
(なんのキャラかはわかりませんでした)
この子、台風がこわくてとりあえず近くにいた人の手をつないだのかな、お父さんやお母さんは近くにいるのかな、と僕は思いました。
そうして、やがて停電がなおり、電気がつきました。
時間にして10分とか15分くらいだったでしょうか。
突然明るくなったのですぐに目がなれず、やがて見えるようになってきました。
そうしたら、右手には弟が手をつないでいて、左手には、、母が手をつないでいました。
そして母は「大丈夫だった?こわかったね」と言いました。
僕は、まっくらなときに左手をつないでいた女の子は、どこにいったんだろう?と思いました。
お父さんとお母さんのところにいったのかな、とも思いました。
そうしてまわりを見回しましたが、いる女の子はみんなディズニーの何かしらのキャラの格好をしていたので、どの子だかわかりません。
きょろきょろする僕を母親は気にしたと思いますが、特に何も言われませんでした。
、、いまこうして振り返ると、その子のことが気になったのは覚えているんですが、そっちが気になりすぎて、その後どうやって帰ったのかとかは全然覚えていません。
でも、こうやって思い出すと、場所も場所だったので、我ながらファンタジーな思い出だなぁと思います。
あなたにもそんなファンタジーな思い出って、ありますか?
もしあったら教えてくれると嬉しいです。
ですが、なによりもまずは、台風でひどい目にあわないように、おたがいに気をつけましょう!



