認知行動療法でマイナスの考え方を変える

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認知行動療法は、認知(考え方)と行動を変えることで、
つらい感情を軽減するという心理療法です。
少し考えてみてください。
気分が落ち込んでいるときは、
ちょっとした失敗でも「私は何をやってもダメだ」
などと感じてしまうようになります。
一方、同じような失敗があっても
あまり気にしない人、
すぐに立ち直るという人もいます。
同じような嫌な経験をしたとしても
人によって落ち込む人もいれば
すぐに立ち直る人もいます。
このような感じ方の違いは、「認知」の違いからおこることなのです。
認知とは、簡単に言うと”ものごとの考え方”のことです。
「自分は何をやってもダメだ」という認知をもっている人は
ちょっとした失敗ですぐに落ち込んでしまいます。
一方、「失敗しても何とかなるさ」という認知をもっている人は、
多少の失敗は気にしません。
つまり、つらい感情を引き起こす原因は、
つらい出来事そのものではなく、
頭の中にある認知なのです。
この認知には、人それぞれのパターンがあります。
例えば、仕事でミスをして上司に叱られた
というできごとがあったとします。
その出来事に対して誰もが同じ認知をもつということはなく、
人によって様々な認知が現れます。
【認知の例】
●次は失敗しないよう、仕事のやり方を見直そう
●人も時間も足りないんだから、ミスがあっても仕方ない
●ミスしたのは私の責任だけど、みんなの前で怒らなくてもいいじゃないか!
●やっぱり私は何をやっても失敗ばかりするんだ
仕事に失敗して上司に怒られたというできごと一つとっても
様々な認知があることが分かります。
この認知によって感情や行動も影響されてきます。
上司に怒られたことで次は頑張ろうと思う人もいれば、
落ち込む人、悲しむなどの感情が出る人もいます。
怒られたことでより仕事を熱心に行う人もいれば
ふてくされてやる気をなくす人や
愚痴を友達に言う人、ストレス発散で飲みに行く
といった行動をとる人もいるでしょう。
このように、認知と感情と行動は密接に関連しています。
そこでつらい感情を軽減するために
認知や行動を変えていこうというのが
認知行動療法の基本的な考え方なのです。
具体的な認知行動療法の方法等については、別の記事で紹介していきます。

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