不安なことへの回避行動

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人は不安なことがあると、それを回避する行動をとります。
うつ病を患っている人にとってはとくにそうでしょう。
それは人間として自然なことですし、
時と場合によっては不安を遠ざけるための行動も必要でしょう。
しかし、不安からの回避行動がくせになってしまうと問題です。
たとえば苦手な上司がいたとして、
次のような回避行動をとったとします。
●用があっても直接上司に話さず、メールで済ましてしまう
●上司を見かけても気づかないふりをしてしまう
●上司と話をしていても、目を見ないようにしてしまう
●打合せなどでも、上司に意見を求めないようにしてしまう
上司に限らず、苦手な人がいる場合はこのような行動をとりがちです。
しかし、相手の側に立ってみると
自分が無視されている、ないがしろにされていると感じてしまい、
さらに人間関係が悪化してしまうことさえあるのです。
また、回避行動ばかりとっていると苦手意識を克服するチャンスを逃し、
安全な場所に逃げ込んでしまうことであなたの世界を狭めてしまう
可能性があります。
社会生活を円滑に行うためには、
やはり不安を避けてばかりではいけません。
もしあなたが不安からの回避行動がくせになっているなら、
次のことを意識してみてください。
【ステップ①】
まずはどのようなことに不安を感じるか、
そしてどのような回避行動を取っているか紙に書き出してみましょう。
【ステップ②】
書き出した回避行動に対して、別の行動を書き出してみましょう。
例えば、苦手な上司と話をしないようメールで要件をすませているという
回避行動があったとすると、
”1日1回は上司と直接話して仕事の報告をする”
といった感じです。
【ステップ③】
ステップ②で書き出した別の行動を、頭の中でイメージしてみる。
【ステップ④】
ステップ③でイメージしたものを実際に行動に移してみる。
実際に行動するのが難しい場合、
何度かイメージトレーニングをしてみたり、
ステップ②に戻ってその他の行動を書き出してみると良いでしょう。
回避行動とは違う「別の行動」を自分のできる範囲で行っていくことで、
少しずつ不安に対する意識が変わってくることでしょう。
無理する必要はありませんので、できる範囲でやってみましょう。
ちょっとした変化を意識するのが、うつ病治療に効果的です。

社会保険労務士法人全国障害年金パートナーズ代表
うつ病の障害年金を2400名以上成功させた社労士
宮里竹識(みやざと たけし)は、うつ病の障害年金に特化した特定社会保険労務士です。障害年金を通じて、うつ病で働けない人に経済的な安心を届ける支援を行っています。初診日や病歴・就労状況等申立書の設計、医師診断書の記載支援など、障害年金の実務全体を一貫してサポートしています。

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