理化学研究所が自発的なうつ状態を繰り返すマウスを作製、うつ病治療の進展が期待される
From:宮里竹識
下北沢のオフィスより、、
2015年10月20日、理化学研究所が自発的なうつ状態を繰り返す
モデルマウスの作製に成功し、うつ状態の原因が脳内の視床室傍核という
部位のミトコンドリア機能障害にあることを解明したと発表しました。
この研究は、理研脳科学総合研究センターの加藤忠史氏らの研究チーム
によるもので、成果は米科学雑誌「Molecular Psychiatry」電子版にも
掲載されています。
今回の研究で最も革新的なことは、
自発的かつ反復的にうつ状態を示すモデルマウスを
初めて作製できたということです。
これにより、
従来とは異なる作用メカニズムの抗うつ薬の開発が期待されます。
うつ病の薬は多種多様あり、効果も実証されていますが、
人によって合う合わないがあり、
これまでの抗うつ薬では症状が改善しないという人も少なからずいたのです。
そのような人に新しいうつ病薬が開発され、
効果が現れればと期待しています。
医学は日進月歩です。
うつ病の治療には長期間かかり、再発も多いのが特徴ですが、
医学の進歩により風邪のように数日で治る病気になってほしいものです。



